今を生きる魂への物語
玻璃真人新記 真言の…
ホームuzumeストーリーピックアッププロフィールリンクお問い合わせ
uzume
----- 新着情報 -----
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28
うずめ流 玻璃真人播磨旅 その15
2020年10月1日

謎の古代巨石を堪能した後は高砂市の『鹿嶋神社』へ。この日のポイントは高砂、加古川周辺なので移動距離も短く、15分ほどで到着。参道入り口に高さ26mのチタン製大鳥居が威風堂々と立つ広い境内を持つ神社だ。鹿島神宮と同じ御祭神なので、手水が龍ではなく鹿なのが興味深かった。ここでは神前でろうそくを灯し、お香をたくとのことなので、それに習ってみた。年の数だけ神殿を廻り願掛けをしている老若男女の姿があったが、58回、目が回りそうなのでやめておいた。20代なら回ったかもしれない(笑)

これまでの神社で二回おみくじを引いたが、どちらも小吉だった。ここでも引いてみたところとうとう出たのだ。大吉ではなく凶である。玻璃真人の小説の中で、主人公の真言が初詣で凶を引き「それより悪くならないということだ」と慰められる場面があるが、まさにその追体験をしたのだ。あの時の真言の気持ちがよく分かった(汗)まあ、色々思い当たる節がないわけでない。凶を見た時にふと氏神さんが浮かんだ。正月以来お参りしていなかったので、帰ったら高宮神社に挨拶に行こうとその時心に誓ったのであった。


登録日:2020-10-01 Thu 12:35:48  |  コメントを書く (0)  |  問い合わせる  ページトップへ

うずめ流 玻璃真人播磨旅 その14
2020年9月30日 (水)

泣いても笑っても旅の最終日である。クリアできなかったポイントは明日にというわけにはいかないので、9時に宿を出発。50分ほど車を走らせて到着したのが『生石神社』『なまいし』ではなく『おうしこ』と読む。これも未だに覚えられない(汗)

旅の下調べで見つけた石ノ宝殿と称される神社だ。社殿の裏に鎮座する巨石は、出雲から来たオオアナムチとスクナヒコナの二神が播磨の国に建てようとした石造りの宮殿の作りかけだと由緒書きにある。高さ5.5m、重さ500tの加工された巨石。誰が何のためにどのようにして作ったのか?宮殿の屋根部分ではないかとの説もある。どこからかひょいと設計図でも出できたら面白いのだが。こういうわけの分からないものに出会うとワクワクする。日本三奇石の一つに数えられているこの石ノ宝殿は、巨石マニアでなくとも一見の価値があると思う。神社の上の丘から高砂市の風景を見渡しながら、古代の播磨の地に思いを馳せるひとときを過ごすロマンチストうずめであった。


登録日:2020-09-30 Wed 12:33:01  |  コメントを書く (0)  |  問い合わせる  ページトップへ

うずめ流 玻璃真人播磨旅 その13
2020年9月29日 (火)

廣峰神社から北に向かって約30分。二日目の宿は塩田温泉の『夢乃井』翌日の動きを考慮すると高砂市内に宿をとる方が効率的なのだが、旅の楽しみといえば温泉。多少ロスタイムが生じても温泉地を選ぶのが、うずめ流である。道路沿いに建つ大きなホテルで様々なグレードの部屋がある。いつかは日本庭園に面した豪華な部屋に泊まってみたいものだが、今回はツインの洋室。ここももったいないほど広々としていた。

Go To トラベルの恩恵を受けて食事付きにしたが、大正解だった。前日の壁に向かって食べる味気ないバイキングと異なり、一つずつ運ばれてくる見た目も味も良い料理。当然アルコールが欲しくなる。オススメのサワー系が美味しかったが、何だったかは覚えていない。そしてここで一番素晴らしかったのは温泉。湯船が星のように煌めく夜の露天風呂は最高に気持ち良かった。温泉と快適な眠りで英気を養い、朝のバイキングで美味しいプリンを食べて、いよいよ最終日のスタートだ。


登録日:2020-09-29 Tue 11:35:52  |  コメントを書く (0)  |  問い合わせる  ページトップへ

うずめ流 玻璃真人播磨旅 その12
2020年9月28日 (月)

昔から神社巡りが好きで、大抵は一人だが誰かと連れ立って行くこともある。スピリチュアル、パワースポットという言葉が巷に定着してから、地元以外の神社を巡る人も増えた。その場所のエネルギーに会いたくて訪れるが、外来の参拝を迷惑だと感じている地域もあると思う。次に訪れたのはそんな神社だったので記事には取り上げないが、氏子さんたちが大切にしていてる清々しい所だった。

この日のポイントはあと二ヶ所。姫路市の『書冩山圓教寺』映画ロケにも使われたとのことでポイントに入れたのだが、グーグルは道なき道を示しグルグルグーグル。この辺りなのになぜ?と思ったらなんと!ケーブルに乗るのであった(汗)下調べのいい加減さがこういう時に現れる。夕暮れも迫っているし、今回はパスポイントと潔く諦めて山道を走り同市内の『廣峰神社』に。軍師黒田官兵衛ゆかりの神社らしい。広々とした立派な境内だったが、個人的には壊れかけた土壁の小道と、その奥に鎮座していた素朴なお社の方が興味深かった。眼下に広がる姫路の街を見て、二日目のミッション終了。


登録日:2020-09-28 Mon 12:41:26  |  コメントを書く (0)  |  問い合わせる  ページトップへ

うずめ流 玻璃真人播磨旅 その11
2020年9月27日 (日)

エチケットマナーの良い狛犬に別れを告げ、次に向かうのはたつの市。また1時間以上のドライブだ。市の名前は読めるが今度は神社の名前が覚えられない。『粒坐天照(いいぼにますあまてらす)神社』下調べで何度もこの名を目にしても、頭の中では『つぶざあまてらす』と変換している(汗)

いくつも神社を参拝したので、二週間も経つとどんな所だったっけと記憶が薄れている。写真もポイントしか撮っていないので、走った道を思い浮かべたりして記憶を辿る。古い街並みの細い路地を迷って見つけたのがこの神社で、先ほどの『伊和神社』と神戸市の『海神社』とともに播磨三大社とされている。到着するまでの道は狭いものの境内は広く祀っている社も多い。ネットの記事をカンニングしながら、あ〜こんなとこやったな!と記憶と照合しつつ記事を書く。そんな風に記憶が霧の彼方に消えつつある中でもしっかりと覚えているものもある。伊和神社のマスク狛犬に匹敵するのがここでは、タイガーマスク伊達直人氏の色紙。絵馬に並んで掲げられていた。昨夜『山月記』で虎を観て、今朝は白虎の洞を見て、ここでターガーマスクと虎が三つ並んだ。何か景品は出ないのだろうか(笑)


登録日:2020-09-27 Sun 17:31:33  |  コメントを書く (0)  |  問い合わせる  ページトップへ

うずめ流 玻璃真人播磨旅 その10
2020年9月26日 (土)

このシリーズも10回目となる。10回続けば立派な連載である(笑)玄武洞から宍栗市(しそうし)に向かう。未だに覚えられず読み方を検索した。昨日と違う道はないものかとグーグルに相談したが、どのルートも途中までは昨日のトンネルパラダイスを通らざるを得なかった。自動車道を下りると幹線を外れてひたすら山間の集落を走る。30㎞以上信号に出会わなかったのには驚いた。

約2時間のドライブを楽しんで到着したのが道の駅『播磨いちのみや』その向かいに鎮座するのが播磨国の一の宮『伊和神社』だ。神社の御手洗で出迎えてくれたのが龍とマッチョな手足を持つ亀のオブジェ。今朝の青龍と玄武つながりだ(笑)とても清々し神社だったが、ここでの一押しは狛犬である。いつからこの社を御守りしているのか分からないが、マスクは初体験ではないだろうか。マスクおばちゃんに見えてしまうのがいささか気の毒だなと思いながら空を見上げると、小さな彩雲が浮かんでいた。


登録日:2020-09-26 Sat 11:48:36  |  コメントを書く (0)  |  問い合わせる  ページトップへ

うずめ流 玻璃真人播磨旅 その9
2020年9月25日 (金)

旅のスケジュールはてんこ盛りなのだから、天然記念物見学のミッションが終わったら、すぐさま次の目的地に向けて出発すべきである。しかし駐車場の前のミュージアムやショップの施設が私を待ち構えていた。カフェも気になる。気になったらスルーしないのがうずめ流である。

まずは『玄武洞ミュージアム』入場料は800円。石の陳列と解説くらいだろうと思って入ったが、ここは期待以上だった。世界から集められた珍しい石に見入ってしまった。そして何より面白かったのは、地球の46億年の変遷を化石やレプリカで解説したコーナーだった。面白いというよりちょっと感動した。この歴史に比べれば、自分の世界なんて小さなもので、なんてことないと頭ではなくハートで感じた。それはマイナスの意味ではなく、自分の世界を肯定し気持ちが軽くなったという意味である。

お勉強の後はもちろんカフェでひと休み。円山川の美しい風景を見ながらオープンカフェでシフォンケーキ。160万年前の溶岩の上で食べるスイーツは最高である。


登録日:2020-09-25 Fri 12:53:57  |  コメントを書く (0)  |  問い合わせる  ページトップへ

うずめ流 玻璃真人播磨旅 その8
2020年9月24日 (木)

普段朝は食べないが朝食付きだともったいないので野菜中心で軽く食べる。コーヒーが飲めるのでありがたい。二日目もチェックポイントは満載である。果たして全部回れるのか?

第一ポイントはホテルから10分ほどの『玄武洞』今回城崎に来たかった目的の一つがここ。160万年前の火山活動の溶岩が冷えてできた玄武岩の岩肌が作り出す景観はなかなかのもの。青龍、白虎、北朱雀と南朱雀、玄武。東西南北の守護の名がついた5つの洞が並んでいる。洞穴好きとしては入って歌って踊りたいものだが、天然記念物なのでもちろん中には入れない。歩いていると草むらに可愛いオブジェを発見。壮大な柱状節理も良いが、さりげなく佇んでいる小さな岩もまた面白い。火曜日の朝、他の観光客に会うこともなく天然記念物を独り占め。自然のアートを満喫して一つ目をクリア。


登録日:2020-09-24 Thu 15:26:02  |  コメントを書く (0)  |  問い合わせる  ページトップへ

うずめ流 玻璃真人播磨旅 その7
2020年9月23日 (水)

小説『城の崎にて』の作者は?と試験に出れば『志賀直哉』と、読んだことはないが回答はできる。行ったことはなくても名前は知っている人が多いであろう城崎温泉。大谿川を挟んで温泉宿が並ぶ古き良き日本情緒溢れる温泉街である。名物は数カ所ある湯屋の外湯巡り。浴衣でそぞろ歩くカップルやグループに出会う。外湯にも興味はあるが、今回のうずめ流旅には観劇というミッションがある。雰囲気だけ味わいながら会場の薬師堂に到着。

第七劇場の小菅紘史氏、演奏家の中川裕貴氏による『山月記』中島敦の短編小説が原作なのだが、私は主人公の李徴と自分の性状が重なり共感を覚える。せめて自分は虎になる前に何とかしたいものである。小菅氏の山月記は数回観ているが、星空の中、境内で観た上演は、また一味も二味も違うものだった。

一日目のミッション無事終了ということで、土産物屋で小さなワインとつまみを購入。自分へのご褒美は忘れない(笑)宿の温泉で寛いで、初日終了。次来る時は外湯めぐりと洒落込みたいものだ。


登録日:2020-09-23 Wed 13:40:54  |  コメントを書く (0)  |  問い合わせる  ページトップへ

うずめ流 玻璃真人播磨旅 その6
2020年9月22日 (火)

トンネル自動車道から解放され円山川沿いに走り、ほぼ予定時刻の17時過ぎに『大江戸温泉物語きのさき』にチェックイン。一人には広過ぎるツインルーム。贅沢ではあるがさみしい感もある。夕飯はバイキング。入り口で消毒、マスク必須で食べ物を取る時にはビニール手袋をはめる。なるべくむかい合わないようにということか壁にぴったり置かれたテーブルで食べる。味気なくてビールを飲む気にならない(笑)もっともこの後温泉街に出掛ける予定があるので飲むつもりはななかったのだが。

宿泊地を城崎温泉にしたのは、行ったことがないから行ってみようかなと夏の頃に思ったから。玻璃真人播磨旅的に特に押さえておきたいポイントではなかったが、なんと我が家のお向かいに住んでいる役者さんがここで芝居を演じるというのを耳にした。タイミング的にバッチリだったので上演に合わせて日程を組んだ。宿に到着して誤算が一つ発覚。宿泊ホテルと会場が温泉街の端と端だったのだ。食後の運動を兼ねて半時間、川沿いの温泉街の風情を楽しみつつ歩いた。


登録日:2020-09-22 Tue 19:23:07  |  コメントを書く (0)  |  問い合わせる  ページトップへ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28
Found 10 Uzume's new infomation(s).

 
Hibicore出版 玻璃真人係  |  新着情報    |  個人情報保護方針  |   特定商取引法に基づく表示  |  読者の皆様の声   |   ゲストブック   |  
|  ホーム  |  新着情報  |  ストーリー  |  ピックアップ  |  プロフィール  |  リンク  |  お問い合わせ  |