何ひとつ傷つけることなくこの日々の営みをつむいでいくことはできない一日たりとも
日々 命を喰らいよしんば 食べることをやめたとしても歩けば 足下の草をなぎ地を這う小さな命を踏みつぶす
何ひとつ傷つけることなく生きることができないだからこそ生きることそのものが業を生むからこそこの日々を生きねばならない
背負わざるをえない生の業を愛の喜びに変えて命の輝きに変えて