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うずめの『宮崎&ちょいと熊本』神社ツアー記
2016年8月28日 (日)

其の17 もう一つの竜宮城で運試し!

 竜宮パラダイス『青島神社』を参拝し、残る神社はあと一つとなりました。日南海岸線に沿ってさらに南下を続けると、『サンメッセ日南』という案内がありました。園内にはイースター島の長老会から許可を受けて、世界で唯一完全復刻されたというモアイ像があります。テレビや雑誌などで目にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。しかし、我々ツアー隊は、モアイ像には目もくれず、看板を横目に通り過ぎるのでした。ちょっと見てみたい気もありましたが、目指せ『鵜戸神宮』です。

 そしていよいよ最後のスタンプラリーポイント『鵜戸神宮』の看板が。もう一つ先の道?と迷いつつ、スマホナビに従い左折してみると、駐車場がありました。駐車場から続く階段の横には、小さな土産物店。焼き貝なども販売していて、三重県の大王崎灯台の坂道に似た雰囲気。店が連なる大王崎と異なり、こちらは一軒しかありませんでしたが。階段を上ると、その先に見えるのはトンネルです。100メートルくらいはあったでしょうか。お昼時の日差しのきつい時間帯だったので、日陰のありがたさを感じられる一瞬でした。トンネルを抜けると…まだ神社は見えません。坂道を下って、やっと目の前に大海原が開けてきました。左手に大きな神社の山門。ふと右手の方に目をやると、そちらからも参拝客が歩いてきます。なんとそちらにも駐車場が!階段もトンネルも通らずに、ヒョイっと来ることができる駐車場があったのです。やはりもう一つ先の道まで行ってみれば良かったんですね。またまた遠回り事件の発生です()

 青い海、フェニックス、赤い柵、石灯籠という不思議な組み合わせの参道を進み、境内の中へ。眼下には外洋の波打ち寄せる岸壁と赤い鳥居。神域を俯瞰するという不思議な感覚を味わいながら、石段を下りていきました。そして鳥居を潜り、いよいよ本殿に。こちらの神社も洞窟シリーズです。一日目に『天安河』、二日目に『鵜戸神社』という、洞窟に祠のある神社に参拝しましたが、この『鵜戸神宮』は、洞窟のスケールが違います。大きな本殿、社務所がすっぽりと入り、なおかつ参拝客がぐるりと見て回れる余裕があります。先ほどの『青島神社』に山幸彦と豊玉姫が祀られていましたが、その豊玉姫が、山幸彦との子どもであるウガヤフキアエズの尊を産んだ地だといわれています。この豊玉姫の本来の姿がワニで、出産時にワニの姿を目撃されたことから、子どもを残して海に帰ってしまったそうです。その時に子どものために残していった乳房が岩となり、そこは今もお乳岩として祀られています。海のお姫様豊玉姫は、竜宮の乙姫様なのでしょうか。朱塗りの本殿は、竜宮城を彷彿させるあでやかさ。それにしても美しい乙姫様の正体がワニ?それを目撃した山幸彦の気持ちはいかがなものだったのでしょうか。美しさとは?愛とは?などと考えさせられる神話の一場面であります()

 薄暗い洞窟を一周して、出口で『運玉』をいただきます。実は石段を降りている時、海に向かって人々が一喜一憂している姿を見かけて不思議に思っていました。人々が行っていたのは『運玉』投げだったのです。本殿前の亀石といわれる岩にできた丸いくぼみを目指して、素焼きの玉『運玉』を投げ入れ、命中すれば願い事が叶うそうです。男性は左手で、女性は右手で投げる決まりがあります。5100円。写真師に3回のチャンスをあげました。先ず私が2回投げ、結果は20勝。続いて写真師も30勝。どうやら願い事は叶いそうにありません。ところが気遣いのある神社のようで、看板の説明書きの最後に「穴に入らなくても、石に当たれば願い事が叶います」とありました。敗者にも愛と希望を。竜宮城よりの贈り物でしょうか()運試しも終わり、オブジェの様な奇岩を眺めていると「入った〜!」という歓声が聞こえました。名投手は若い女性。赤ちゃん連れで、お宮参りか何かで訪れた家族でしょうか。きっとご家族の嬉しさもひときわ大きかったでしょうね。若き命の未来に幸あれ!と心の中で祈りつつ、石段を上り、竜宮の世界を後にしました。

 参道の途中の小さな休憩所に立ち寄りました。豊玉姫のお乳岩にあやかって作られた、産後に舐めると乳の出が良くなるという『鵜戸名物おちちあめ』。今のところ私には必要がないので買いませんでしたが、休憩所で『乳あめ』という飲み物をいただきました。さっぱりとした優しい甘さの冷やしあめでした。豊玉姫のおっぱいをいただいた二人は、参道の向こうの駐車場を横目に見ながら、来た道を帰りました。ツアー最後のスタンプをいただいてので、帰路に着くことにいたしましょう。日向灘から有明海側の『阿蘇くまもと空港』に向けて、九州横断のスタートです。

 其の18で、いよいよ最終回。でも、まっすぐには帰らず、寄り道しちゃいました。


2016-08-28 Sun 13:49:26 / Name : うずめ
海の見える参道を歩く親子。フェニックスに石灯籠。南国の神社です!
2016-08-28 Sun 13:50:41 / Name : うずめ
フェニックの宝珠?
2016-08-28 Sun 13:52:51 / Name : うずめ
見上げることが多い神域ですが、ここは俯瞰できます。
2016-08-28 Sun 13:54:43 / Name : うずめ
豊玉姫の好みなのでしょうか?鮮やかな社殿。
2016-08-28 Sun 13:56:13 / Name : うずめ
洞窟の中は自然光なので、昼間でも薄暗い。
2016-08-28 Sun 13:58:09 / Name : うずめ
亀石のくぼみ。命中する人もいるようで、運玉入っています。
登録日:2016-08-28 Sun 13:40:47  |  コメントを書く (6)  |  問い合わせる  ページトップへ

うずめの『宮崎&ちょいと熊本』神社ツアー記
2016年8月26日 (金)

其の16 『現世』と『常世』が混在する南国パラダイス

 其の16の原稿を書いているのは、826日。とうとう九州旅行から帰って丸ひと月が経ってしまいました。薄れ行く記憶を呼び戻して、最終日の7月26日分を書かなくては。夏休みの旅行記は、なんとか夏休み中に仕上げたいものです。世の子どもたちの良き見本となるように。しかしこの時点でまだ課題に取り組んでいるというのは、もはや良い見本にはなりませんね。むしろ反面教師的な存在かもしれません()…などと、どうでもいいに話に何行も費やさずに、3日目の旅をスタートするといたしましょう。二日目の朝、少し早起きをした写真師は、夜の街で見つけたらしい撮影ポイントに出かけて行きました。そういう時はアクティビティです。『スーパーホテル宮崎』は、どのプランにも無料の朝食バイキングが付いているので、本日もお腹いっぱい作戦。他のホテルの有料朝食バイキングほどの充実感はありませんが、それでも十分に満足できる内容でした。

 8時過ぎにはホテルを出て、最初のポイント『生目神社』に。さて、記憶力の良い方は、この名前を覚えているかもしれません。一日目の馬見原という町にも同名の神社がありました。『めめめめめめ』の神社です。宮崎市にある『生目神社』は、馬見原の神社とは全く反対のイメージです。『めめめめめめ』のなんとも妖しげな雰囲気に比べて、こちらは清々しい、本殿も境内の樹々も清々しいのです。目にまつわるいわれのある神社で、目の神様として、大祭には多くの人がお参りに訪れるそうです。浄瑠璃にも登場する『藤原景清』という平家の武将が、出家後「これ以上戦の世を見たくない」と言って、両目をくり抜いて放り投げた場所だそうです。神社の清々しさに比べて、ちょっと怖いですね。見たくなければ、包帯でも巻いておけばいいのにと考えるのは、私が軟弱者だからでしょうか?また『垂仁天皇』の別名である『活目入彦五十狭目尊』の『活目』が変じたともいわれています。境内には宮崎市の天然記念物に指定されている幹周り865センチメートル、樹高25メートルのクスノキがあり、写真師が大判カメラで撮影を始めました。その間私は境内をウロウロしながら、樹々の手入れをする庭師さん、本殿の掃除をする神主さん?のお姿を眺めておりました。掃き清める、拭き清めるということが、やはり清々しさにつながるのでしょうか。我が身と照らしてみて、その至らなさに反省。

 『生目神社』は予定には入っていなかったのですが、一日目の神社と同じ名前だったので、これは何かのご縁と思って行ってみました。ということで、3日目の最初に行く予定だった『青島神社』へ。つい『チンタオ』と読んでしまいそうですが、それはグリーンボトルのビールの影響でしょうか。『あおしま』です。宮崎タウンから少し南に下った日向灘に浮かぶ『青島』。つまり島の中にある神社です。長い橋を渡って島に行く感じが、愛知県蒲郡市の『竹島』に似ていると思いました。『竹島』には、弁財天が祀られていますが、『青島神社』には、『彦火火出見命』とその奥さんの『豊玉姫』が祀られています。『彦火火出見命』は、海幸彦・山幸彦のお話で知られる山幸彦のことです。山の人なのに海に祀られているあたりが面白いなと思いました。山幸彦は浦島太郎のモデルともいわれているので、竜宮つながりなのかもしれませんね。

 橋を渡ると、『鬼の洗濯板』と呼ばれる岩礁が続く浜辺に出ます。大きなものに鬼のなんとか…という名前が付くことが多いですね。虎皮のパンツでも洗ったのでしょうか?すぐに擦り切れてしまいそうですが()。島はシュロやフェニックスなどをはじめとする多様な亜熱帯植物に囲まれており、一気に南国ムードが増します。三重県鳥羽市の神島に渡った時にも同じような南国色を感じましたが、島というのは独特の植物群が育つのかもしれません。青い空に映える赤い鳥居。二日目の『大御神社』も空と海と神社のコラボによるスケール感のある神社でしたが、こちらはさらに太陽に近い明るさを感じました。

 赤鳥居を潜り、もう一つ、赤い山門を潜ると、そこは別世界でした。別世界というのにもいろんな意味がありますが、一言で表現するなら『パラダイス』いえ、もしかしたら『カオス』の方が私のイメージに合っているかもしれません。おみくじをはじめとする占いの諸々。よく有るお守りやお札以外にも、子ども向けや女子向け…しっかり見ていないので、何が有ったか覚えていませんが、ご利益グッズが境内のあちらこちらに。じっくりと神様と向き合ってお祈りするという感じの場所ではないかなと思いました。絵馬が掛けられたトンネルを抜けると、亜熱帯植物園に来たような錯覚に陥る空間の奥に、元宮が鎮座しています。そこは境内よりは落ち着いた感じのところで、そちらにお参りしてから、現生ご利益空間の境内を通り抜け、橋まで戻りました。橋から陸を眺めると、海岸で水遊びをする人、浜で遊ぶ人、お店から流れてくるノリノリの音楽。まるで橋が『現世』と『常世』を結んでいるようでした。常世の島の方も、少し現世色が強うはございましたが()

 其の17で、やっと、ツアー最後の参拝予定神社『鵜戸神宮』に辿り着きます。


2016-08-26 Fri 12:51:22 / Name : うずめ
島に続く橋には欄干がないので、道続きに錯覚します。
2016-08-26 Fri 12:53:01 / Name : うずめ
境内の向こうに広がる日向灘と麦わら帽子の写真師
2016-08-26 Fri 12:55:42 / Name : うずめ
亜熱帯植物とうずめ。奥の木には願掛けの紙縒がぎっしり。
2016-08-26 Fri 12:56:59 / Name : うずめ
生目神社の大クス
登録日:2016-08-26 Fri 12:49:41  |  コメントを書く (4)  |  問い合わせる  ページトップへ

うずめの『宮崎&ちょいと熊本』神社ツアー記
2016年8月24日 (水)

其の15 合言葉は『ミロクフジサンサン』

 二日目のお泊まりは宮崎市の中心地『宮崎タウン』です。宿泊先から車で十数分のところに、日向灘に面した『シーガイア』というリゾート施設があります。プランニングの時には、その中の温泉施設もいいなと思ったのですが、日帰り入浴2,000円×24,000円はキツイので、市の中心部を流れる大淀川沿いのホテルの日帰り温泉『たまゆらの湯』にしようと、決めておりました。写真で見るとリッチな和風造り。そして名前もなんかいい感じ。入湯料1,000円ならお財布も許してくれるでしょう。ホテルにチェックインして、温泉に行ってからの町飲み。ツアーコンダクターの私は、そんな宮崎の夜を夢見ておりました。

 ところがツアー客から思わぬ横槍が入ったのです。うっかりしておりました。写真師は、スーパー銭湯よりは、町の銭湯。ゴージャスなスパよりは湯治場的なところが好きなのでした。私のプランを聞いて、「もっと他にないん?途中に銭湯とかさ」と言い出したのです。そこで、るるぶの付録の日帰り温泉カタログにあった『高岡温泉 やすらぎの郷』を提案。しかしまだテンションが上がらないらしく、近くの銭湯をグーグる写真師。ちょっと足を延ばせば立ち寄れそうな銭湯を発見。後で写真で見てみると、銭湯ではなくて『山田温泉』という名前でした。がぜんテンションが上がった写真師は、グーグルマップを頼りに走り始めました。どんどん町を離れて田舎道に入っていきます。そしてグーグルマップがここですよと示したのは、田畑だけが広がるような里にポツンとある小さな民家のような建物。銭湯をイメージできる建物ではなく、古い家屋といった感じ。「えっ!ここ?」と思ってしまったほどの寂れた雰囲気。車を降りて見てみると、どうやらもう営業はしていないようでした。営業していたら入ってみたかったような…いえ、私はゴージャス派なので、どちらかというと営業していなくて良かったと思ったのでした。

 きっとその銭湯にとても入りたかったに違いない写真師も、もう私の提案に乗るしかなくなりました。結局、そこからそう遠くない『高岡温泉 やすらぎの郷』に行くことに決定。ホテルにはチェックインが遅れる旨を伝え、ゆったりと温泉タイムを楽しむことに。自然豊かな郊外にある温泉で、施設内には、演芸ルームや大型の売店などがありました。午後6時を過ぎていたので、入湯料は410円。一日目の『天岩戸温泉』にはかないませんが、こちらもリーズナブルな価格です。緑に囲まれた露天風呂に入ると、地元のおばさまたちの会話が聴こえてきました。お話の内容によると、一人の真っ黒に日焼けした女性は海女さんのようでした。鳥羽・志摩の海女さんは有名ですが、日向灘に潜る海女さんもみえるんだなぁなどと思いながら、宮崎弁?の飛び交う湯舟に浸っておりました。

 さっぱりと汗を流し、一路ホテルへ。宿泊は『スーパーホテル宮崎』。全国展開しているホテルチェーンで、三重県下にもあります。リーズナブルが売りで、部屋はキーなしの暗証番号、チェックアウトは機械でセルフということだったので、無機質なホテルのイメージがありました。フロントに人はいるのか?スタッフの愛想は悪くないのか?などなど心配していましたが、接客や対応は丁寧で、みなさん愛想の良い方々でした。部屋は狭いですが、寝るだけなら全然問題はありません。鍵が暗証番号式なので、ナンバーの紙を持ち歩く、もしくは暗記しなければなりませんが、スマホという便利な機器があります。写メを撮っておけば大丈夫。数字を覚えるのは、大の苦手なのですが、この暗証番号は一度で覚えました。『362233』。36は弥勒、22は富士、33は燦燦。『ミロクフジサンサン』。好きなものに当てはめたら、覚えられるものですね()

 そしていよいよ宮崎タウンへゴー。一日目の夜がファミレスという残念さを挽回すべく、夜の街へ繰り出しました。ホテルは宮崎タウンの繁華街に建っているので、お店は選び放題。ファミレスしか選択肢がなかった昨夜とは大違いです。とはいうものの宮崎に来たら絶対にこれを食べたい!というほど食に対する熱意がないので、店選びにはさほど時間をかけず、いろいろなメニューが選べて、入りやすそうな居酒屋さんへ。肉類をあまり食べないので、宮崎地鶏、宮崎牛というグルメにさほど食指が動かず、海のものも出してくれそうなところを選びました。久しぶりに外で夫婦二人飲み。最近写真師が気に入っているハイボールを飲みながら、たわいもない話をしておりました。会話の内容をまったく覚えていないので、きっとたわいもない話だったのでしょう。お料理で記憶に残っているのは、地鶏の炭火焼。これは美味しかったですね。コリッコリッとした歯応えで、また食べたいと思う味でした。ほどよい酔い加減でホテルに帰り、バタンキュー。こうしてツアー二日目の夜も静かに更けていきました。

 其の16では、南国パラダイス『青島神社』が登場します。


2016-08-24 Wed 11:52:27 / Name : うずめ
本文の写真が高岡温泉。こちらが山田温泉。どちらも写真師スマホフォトよりお借りしました。
2016-08-24 Wed 11:53:31 / Name : うずめ
ハイボールでご機嫌@宮崎タウン
登録日:2016-08-24 Wed 11:50:37  |  コメントを書く (2)  |  問い合わせる  ページトップへ

うずめの『宮崎&ちょいと熊本』神社ツアー記
2016年8月23日 (火)

其の14 案内看板がなければ、市民憩いの公園?

 お昼ご飯を食べない作戦とは言っても、お日様は少しずつ西に向かって進んでいきます。どうしても今日の明るいうちに行っておきたい場所があったので、『大御神社』の最寄りの日向インターから東九州自動車道に乗り、南へ。南へ。どんな長さのトンネルが出てくるか分からないので、ここからは写真師がハンドルを。次なるポイントは『西都原古墳』。はい、漢字のテストです。読めますか?答えは『さいとばる』で、さいとばらではありません。沖縄の地名『山原』を『やんばる』と読むのと似ていますね。南方の感じがいたします。

 この『西都原古墳』は、日本最大級の古墳群なのですが、恥ずかしながら私は知りませんでした。佐賀県の『吉野ヶ里遺跡』や青森県の『三内丸山遺跡』などは、詳しくは知らなくてもテレビで観たことがあるよというくらいの認識はありました。「古墳好きなんですよね〜」などと人に言い、奈良県や愛知県の古墳に通い、こんもりとした小さな丘があると、「あれ古墳かもしれない…」なんてことをこっそり思っているのに、知らなかったのです。なので、ガイドブックを見て古墳があるのを知りびっくり。でも、月曜日は総合案内施設もお休みだったので、どうしようかな〜。時間があったら、ちらっと寄って行こうかなという感じでした。ところが、旅のプランニング中に、突然ここがクローズアップされる出来事がありました。少し前に習った『神代文字』の中に『ホツマ文字』というのがあります。ある日、そういえば以前、ホツマの文献読んだよなと思い出し、パラパラとめくっておりました。するとその中に、古代の歴史の舞台として『西都原』が登場していたではありませんか。これは『ちらっと』ポイントではありません。腰を据えて回ろうではないかということで、なるべく早めに到着したかったのです。パワースポットでパワーは感じられない私ですが、こういうシンクロ的なことはたまにあります()シンクロと偶然は紙一重。だったらシンクロと思う方が人生楽しいかなと…。

 途中で少しお買い物。お供えする場所があればと思いお酒を買いに入ったお店が、雑貨屋さん兼食料品店兼薬局だったので、写真師は葛根湯を購入。日々ハードワークをこなす写真師は、ころばぬ先の杖ならぬ、ひかぬ先の葛根湯を愛用しているのです。そして、麦わら帽子も購入し、なぜか栄養ドリンクをおまけでもらっていました()。準備万端整って、『西都原古墳』に到着。「広い…」としか形容の仕様がない野原とでも申しましょうか。大中小さまざまな丘が点在している野原です。総合案内所がお休みだったので、頼れる資料は『るるぶ』だけ。ここ!と思うところをいくつかピックアップして回ることにしました。一つの古墳から別の古墳に移動するのにも車が役に立つという距離感です。最初に行った古墳の前で、記念撮影。ただ撮ってもつまらないので、埴輪の真似っこをしてみました。なかなかの仕上がりですが、女子捨ててますね()

 巡った古墳から二つほどご紹介します。まず『男狭穂塚・女狭穂塚』で、『おさほづか・めさほづか』と読みます。こちらは、ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの御陵だと伝えられています。ということで、宮内庁管理で立ち入り禁止です。もちろん柵付きで、遥拝する場所もあります。いったいどなたのお墓なのでしょうね。宮内庁管理のところは、なかなか発掘ができないのですが、いつか真相が分かる時が来るのでしょうか?そしてもう一つは『鬼の窟古墳』。こちらは周囲に堀を巡らせた珍しい形態をしています。実際に横穴式石室の中に入って見学することができるので、なかなか見ごたえのある古墳です。コノハナサクヤヒメに求婚した鬼が、一夜で作り上げたという伝説が残っています。この辺り、ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメに関する伝承が多いようです。

 他にも古墳の見どころがたくさんあり、『記紀の道』や神社など気になるポイントがありましたが、お日様は西に傾きかけています。それでも南の国の空はまだ青く、古墳群の上には白い雲。なんだか時の止まったような場所。涼しくなって、犬の散歩やウォーキングの人たちの姿が増えてきました。ちょうどポケモンGoが出たばかりだったので、スマホを見ながら歩く子どもや若者の姿も。1500年の昔と今が交差する不思議な感覚。午後5時を過ぎると、警備会社の人が先ほどの『鬼の窟古墳』に鍵を掛けていました。「ふーむ。夜は入れやんのか〜」と思いましたが、もちろん夜入る勇気は毛頭ございません。ずっと居たいような気分でしたが、我々には次のミッションが、温泉に行くという重要なミッションがあるので、古墳群を後にすることにしました。先ほど購入したワンカップはというと、お供えするところがなかったので、こっそり大地に献上させていただきました。それにしても自分でも不思議です。どうして古墳が好きなんでしょうね?お墓なのにね?まあ、人間何代か遡れば、すごい数の人と繋がっているといいますから、広い意味でお墓参りですかね。日本人の先祖の()。さて、二日目もよく歩きました。ポケモンGoではなく温泉Goです!

 其の15で温泉&宮崎タウンの夜のくだりとなります。


2016-08-23 Tue 13:05:12 / Name : うずめ
犬の散歩をする家族。観光客はほとんどいない感じ。
2016-08-23 Tue 13:06:31 / Name : うずめ
コノハナサクヤヒメさんのお墓。
2016-08-23 Tue 13:08:02 / Name : うずめ
おまけの魔よけ埴輪。photo by写真師。
登録日:2016-08-23 Tue 13:02:30  |  コメントを書く (3)  |  問い合わせる  ページトップへ

うずめの『宮崎&ちょいと熊本』神社ツアー記
2016年8月22日 (月)

其の13 南の国のさわやかな神社。

 「マロンソフトクリームを食べた道の駅はどこだったのか?」ふと知りたくなり、『るるぶ』の特別付録『道の駅カタログ』で調べてみました。名称をはっきりと覚えていなかったので、二つの道の駅で悩んだのですが、決め手はソフトクリーム。道の駅カタログアイコンの中に、ご当地ソフトクリームの有る無しが入っていたのです。これで決定しました。高千穂を出て休憩したのは、日之影町の『道の駅青雲橋』。高千穂町の隣町。つまりほとんど走らないうちに休憩をとっておりました。しかし、マロンソフトクリームでエネルギーチャージした後は、距離を稼ぐべく海を目指して東へと走り続けました。余談ですが、付録の『道の駅カタログ』は、道中も役に立ちました。『日帰り温泉カタログ』というのも付いていて、これにもまたお世話になりました。『るるぶ』あなどれません()

 朝から運転を頑張っていた写真師と交代して、山道をひたすら走ります。トンネルが嫌だったから、ドライバーを募集したのに、気づけばトンネルばかりを走っているような。どこからどこまでを自分が運転したのかという記憶もはっきりしていないのですが、「トンネル〜!」「⚪⚪メートル〜!」などと叫びながら走り抜けた記憶はあります。ともあれ、延岡市を南下し、日向市の『大御神社』に無事到着いたしました。この神社は『おおみ神社』と読み、その名前からも想像できるように天照大御神をお祀りし、日向のお伊勢さまとして知られているそうです。

 駐車場に車を停めると、泳ぎに来ているらしい人たちに出会いました。周辺マップを見て、「ここから行くんやな」と二人で歩き出すと、道はどんどん小高い山を登り始めました。道から海水浴客でにぎわう海岸が見えます。「なんか山一周する感じ?」「この上、行き止まりやで」などと言いながら、登ったり下ったりしているとようやく道が開けて、境内らしきところに辿り着きました。ふと横を見ると参拝者のみなさん、山道ではなく整備された普通の道を歩いて来ています。別のルートがあるようです…。境内でまず目に付いたのが『大御神社』に隣接する『鵜戸神社』の案内看板。それに従い歩いて行くと、海岸に出ました。やや急な岩壁の道を降りていくと、赤い鳥居が立つ洞窟があります。ここが『鵜戸神社』で、本殿はなく、小さなお社が建っているだけです。一日目の夕方に訪れた『天安河』に似ていますが、海岸の洞窟だからなのか、昼間だったからなのか、『天安河』に比べると明るいイメージがしました。洞窟の中から海の方を見ると、角度によって白い龍が登っている姿に見えますと、ガイドブックにあったので、写真に撮って見ましたが、なるほど言われてみればそう見えるかなという感じでした。

 元の道に戻ると、『大御神社』はすぐそこでした。鳥居の向こうに見えている駐車場は、自分たちが車を停めたところに似ている…いや、そのものでした。なんと車を停めた目の前が神社への入り口だったのです。またしても地図の読めない失敗談。しかも今回は二人セットで()いえいえ。きっと、ぐるっと一周をすることに意味があったに違いない。もしくは時間合わせ的に遠回りする必要があったのだろうなどと、良い方に解釈しておきましょう。ドーンと広い敷地の中に、大海原を背にして本殿が鎮座しています。日向灘の大らかな風景に建つそのお社のイメージは、一言で表現すると「さわやか」。この後も海辺の神社を訪れますが、『さわやか大賞』を贈るとしたらここに決定という感じです。別の言い方をすると、神秘性は少ないかなと。個性ですので、どちらが良い悪いではございません。最初にご説明したように、太陽神、天照大神をお祀りしているのですから、これくらい明るい感じもいいなという気もしました。雰囲気のあるのは、『鵜戸神社』の洞窟の方でしたが。「あ!」今、『るるぶ』を眺めていて気付いたのですが、本殿、幣殿、拝殿が国登録有形文化財らしいです。もっとしっかり見ておけば良かった…。

 本殿を参拝してから、海岸の方まで行ってみました。岩場が続く美しい浜の向こうに水平線が広がっています。お昼前まで山山山の風景だったので、なんだか新鮮な感じでした。ここで私がとっても気になったのは『龍神の霊()』という小さな池です。五千年前の縄文の人たちが龍神信仰をしていた古代遺跡とのこと。このエリアでは、「ここが私のツボやな!」などと思いながら、空を眺めると雲が龍神さんの顔のように見えました。雲はそう思って見ると、けっこうそう見えてしまうので、反対にそう思って見ていない人には「へ?どこが。普通の雲やん」ということになるのですが…。まあ、自分が嬉しければそれで良いということで、雲をパシャっと撮って、次なる目的地へ向かうべく駐車場に戻りました。またまた本殿の写真を撮っていなかったので、本殿と海岸の写真は写真師スマホフォトからお借りしました。

 其の14では、二日目最後のポイント、日本最大級の古墳群へ。


2016-08-22 Mon 11:25:50 / Name : うずめ
『鵜戸神社』の鳥居と龍に見える?空間
2016-08-22 Mon 11:27:23 / Name : うずめ
海岸に立つ旅の人。次の旅はもうちょっとオシャレに決めよう…。
2016-08-22 Mon 11:28:34 / Name : うずめ
縄文時代というだけで、ワクワクします(笑)
2016-08-22 Mon 11:29:44 / Name : うずめ
龍に見えるかな〜?見えないかな〜?(笑)
登録日:2016-08-22 Mon 11:24:22  |  コメントを書く (4)  |  問い合わせる  ページトップへ

うずめの『宮崎&ちょいと熊本』神社ツアー記
2016年8月20日 (土)

其の12 『くしふる神社』…くるぶし…足の神社ではありませんよ()

 偶然見つけた『瀬織津姫神社』。プランの中になかったこういう神社が、私の中ではポイントが高いのです。ここに行って、あそこに行って…というのは、旅行でいうならツアー的な感じ。たまたま看板を見つけたとか、迷子になって出会った神社というのは、気ままな一人旅、冒険旅行という感じ。前述のスタンプラリーで例えるなら、予定にあったところは『良くできました』、見つけちゃったというところは『たいへん良くできました』の花マル付きとでもいうのでしょうか()『八大龍王水神社』も高千穂に来てから見つけた神社なので小ちゃい花マルかな。

 朝から花マルをもらったからといって、ノンビリとはしていられません。宮崎県を南下して『鵜戸神宮』まで辿り着こうという今回の旅。熊本県と大分県に隣接する高千穂は、宮崎県の中でも最北に位置しています。南北に長い宮崎。ちなみに同じく南北に長い三重県と地図で比べてみると、見た目では、同じくらいの長さ。旅行が終わってから距離感調べてどうすんの?という感じですが、やはり結構な距離ですね。ということで、高千穂の残りの神社へ。

 昨夜お世話なったファミレス『ジョイフル』の近くに、猿田彦命と天ウズメ命が結婚して住まわれた地といわれる『荒立神社』があります。こちらは、小さな山の入り口にある神社で、神話史跡の遊歩道上には、『高天原遥拝所』や神武天皇の兄弟誕生の地といわれる『四皇子峰』など見所がありそうなところ。しかし先を急ぐ身、神社の方に近道を教わり、次なる目的地の『天真名井』に車をビュンと走らせました。昨日、高千穂峡で見たのは『真名井の滝』こちらは、井戸です。小さな公園の向かいの見過ごしてしまいそうな一角。大きな木の根元に古い石造りの祠が祀られ、お酒などがお供えしてありました。すぐそばにある井戸をお守りしているようです。この辺りの写真を全然撮っていなかったので、写真師のスマホフォトからお借りしました。もちろんここも大判カメラの出番!待つ時間が惜しい私は、歩いて数分の次の場所へと一人向かいました。

 そして高千穂最後のポイントに到着。そこそこの高さの階段を上ったところにある『槵觸神社』。ワードで文字が検索できなかったのでネットでひらがな検索してコピペ。今ひとつ使いこなせていないワード。しかしネットコピペとは我ながら良い思いつきと思ったのですが、皆さんやっているんでしょうね。で、この神社名読めますか?『くしふる神社』です。観光マップを見るたびに、私はつい『くるぶし』と思ってしまうのでした()以下高千穂町観光協会ホームページからの抜粋です。

天孫降臨の地として伝えられる槵觸の峯にある槵觸神社です。古事記の一文に「筑紫日向高千穂之久士布流多気に天り坐しき」と書かれており、古くは「槵觸の峯」を御神体としてお祀りしていましたが、元禄7年(1694年)社殿を建立しました。

古事記にある『久士布流』の方が、まだ読めそうな気がするのですが…。こちらもパワースポットらしいですよ。気持ちの良い場所でしたとしかコメントができないうずめですが。

 マップを眺めていると、ああ、ここにも神社が、ああ、この名前気になる…とキリがないのですが、すでにもうお昼前。高千穂はここまでにして、ついに南に向けてスタートです。お昼ご飯?いえいえ、そんな時間はありません。と言うより、朝ご飯のバイキングをたっぷりといただいたので、二人ともそれほど空腹を感じていなかったのです。名付けて『朝ご飯で満腹お昼無し作戦』。途中の道の駅でマロンのソフトクリームを食べただけで、夕飯までもたせました。ホテルでもらった人形焼も貴重な食料となったのでした。その道の駅で、写真師は緑と赤でできた御幣を購入。「買うんだったら、ちゃんと飾りなよ!」と、何度も念を押す私。其の⑦でご紹介した『高千穂神社』の七五三縄に付けられていたシデと同じ感じのものです。其の⑦が遥か昔のことのようになっているこのツアー記。でも、大丈夫です。ここからは文明の利器『東九州自動車道』なぞに乗って、ビュビューンと行っちゃいますので()

 其の13からは、海岸線の旅スタートです。


2016-08-20 Sat 14:26:41 / Name : うずめ
唯一のうずめ撮影写真『荒立神社』しかも人入り(汗)
登録日:2016-08-20 Sat 14:20:27  |  コメントを書く (1)  |  問い合わせる  ページトップへ

うずめの『宮崎&ちょいと熊本』神社ツアー記
2016年8月18日 (木)

其の11 写真師の特技?神社発見目力

 普段は朝食をとらないのですが、旅に出ると朝ごはんもやっぱり楽しみの一つ。しかもけっこうしっかり食べる()高千穂の山々が見渡せるカウンター席に陣取り、仕上げのコーヒーも飲んで満足。満足。そういえば宮崎を旅したのに、マンゴーを食べたのはこの時だけ。正確にはマンゴージュースでしたが。受付時にフロントでもらったうずめの人形焼もリュックにしまって、二日目の神社巡りに出発です。女性はうずめ人形焼でしたが、男性は猿田彦人形焼きだったかな?高千穂だと手力雄?とも思うのですが、鼻の大きさからいくと猿田彦?説明書きがついていたと思うのですが、もうひと月近く前のことで、記憶が薄れつつあります。神社ツアー記も記憶のカケラがあるうちに書かねば…忘却との戦いとなってまいりました。

 二日目は昨日の続きからのスタートです。夕方駆け込みで行った『天岩戸神社』。『東本宮』と『西本宮』の二つがあると書きましたが、ここで今大きなミスに気づいて冷や汗ものの私です。まことに申し訳ありませんが、其の⑨で綴った『天岩戸』の『東本宮』のくだりの記憶は消し去ってください。一日目の夕方に訪れたのが『西本宮』で、岩戸川の対岸にある天岩戸をご神体としてお祀りしています。御神体をおさめた本殿はなく、拝殿と遥拝所のみがあります。そして二日目の朝に訪れたのが『東本宮』で、天照大神が天岩戸を出てか、最初に鎮座された所になります。

 さて、地図の読めない私の大失敗でご迷惑をおかけいたしましたが、気を引き締めて二日目にまいりましょう。『東本宮』も『西本宮』と同じく、センサーでウェルカムミュージックが鳴り始めます。こちらはうずめ像で、タライというよりは味噌桶に乗っかったようなうずめさんが笑みを浮かべて、くるくると舞ってお出迎えです。もちろん真似っこして写真を撮りました()。立派な本殿ですが、社務所はありません。そしてこの社務所のない神社が好きなのです。今回の旅に五十鈴を持参しました。とあるご縁で、奈良の天河神社で鈴舞いをさせていただいていたことがあり、今はめったに振ることもないのですが、九州には持っていこうと思い立ち、スーツケースに忍ばせてきました。チャラリン、チャラリンと音がするので、洋服で囲んでなるべく音を立てないようになどと気遣いながら持ってきた五十鈴。振るなら今でしょ!ということで、本殿の前で五十鈴を掲げてリンリンリン♫別に悪いことをしているわけではないのですが、目撃されたら怪しげかなぁと思ってしまうのです。我ながら気が小さい()

 五十鈴を奉納することができた達成感を感じながら、次の目的地の『八大龍王水神社』へ。高千穂に来るまで知らなくて、観光マップからピックアップした神社です。『東本宮』から車で数分の山あいの集落の中にありました。とてもこじんまりとしたお社ですが、駐車場が広く、最近建て替えられたばかりの鳥居もとても立派です。きっと信者の方が多いのでしょうね。余談ですがトイレも立派。男女とも個室がたくさんあり、祭典のある時には賑わうんだろうなという感じですが、ゆったりと貸切で使わせていただきました。この神社には湧き水があり、自由に汲めるのですが、とても美味しいお水でした。ペットボトルに詰めて、その日一日このお水のお世話になりました。そして本殿とそれを取り巻く木々の雰囲気が味わい深く、ええ感じ〜と思っていたら、写真師が車に大判カメラを取りに。本日の大判カメラ撮影タイムのスタート。私は辺りをウロウロして時の流れるのを待っていました。

 『八大龍王水神社』の撮影で味をしめたらしく、写真師がこの集落をもうちょっと回ろうと言い出し、あてもなく車を走らせることに。心の中で「ああ〜、時間がもったいないわ〜」と思いながらも、静かに助手席に座っておりました。結局、もう一度シャッターを切りたいと思わせる場所には巡り合いませんでしたが、ぐるぐる走っている時に、写真師が「今、神社の看板があったで」というので、Uターンしてみることに。すると見過ごしてしまいそうな『瀬織津姫神社』の小さな案内看板を発見。こちら通ってよろしいでしょうか?というような民家の隣の細い道を下りていくと川の音が聞こえます。本当に神社があるのかな?と思ってしまう薄暗い崖道をトコトコトコと下っていくと、小さな小さな祠が一つ。ちょっと寂しげな場所ではありましたが、リュックの中に五十鈴を入れたままだったので、こちらでもヤブ蚊の攻撃を受けながら、振らせていただきました。「大判カメラ持ってきたらよかったなあ」と写真師がいうほどですから、なんとなく雰囲気のある神社だったことは確かです()それにしても小さな看板を見逃さなかった写真師。さすがカメラマンの目力だと今回は褒めておきましょう()

 其の12で、高千穂は終わる予定です…たぶん。


2016-08-18 Thu 18:26:24 / Name : うずめ
うずめ人形焼
2016-08-18 Thu 18:28:05 / Name : うずめ
天ウズメとノリノリうずめ
2016-08-18 Thu 18:29:15 / Name : うずめ
瀬織津姫さんの小さな祠
登録日:2016-08-18 Thu 18:24:44  |  コメントを書く (3)  |  問い合わせる  ページトップへ

うずめの『宮崎&ちょいと熊本』神社ツアー記
2016年8月16日 (火)

其の10 夜神楽のリズムで夜も更けて。

 黄泉の世界を彷彿させる黄昏の『天安河』の写真を撮り終えて、神社の駐車場まで戻り、鳥居の横に建つ女神像と並んで記念撮影。うずめさんの像にしては、おすまし顏の美人さんだと思ったら天照大神でした。時刻は6時半。『高千穂神社』の夜神楽は7時から受付開始です。「神楽殿は7時から開いていますから、早く来たら前の方に座って見られますよ」と、昼間の受付のおばさまから聞いていたのですが、8時までに入ればいいだろうということで、温泉で心も体もさっぱりと禊をして、『高千穂神社』に向かうことにしました。

この日の温泉は『天の岩戸温泉』。駐車場から5分くらいで行けそうです。観光パンフレットによると、入湯料は350円。銭湯並、いえ銭湯より安い感じさえします。どんなところ?というドキドキ感もありましたが、こじんまりとはしていますが、建物も設備も新しく、ゆったりと温泉タイムを楽しむことができました。他のお客さんたちは、マイお風呂セットを持参だったので、常連の地元の方々なのでしょうね。露天風呂もないシンプルな作りでしたが、なぜか建物が六角形のいい感じの温泉でした。さて、心も?体も清めて、いよいよ夜のメインイベントの夜神楽へと参りましょう。

十分くらい前に『高千穂神社』の駐車場の着き、昼間に受付のおばさまが教えてくれたセンサーライト付きの新築トイレに立ち寄り、神楽殿を目指します。宿でもらったLEDライトは部屋に忘れてきてしまいました。夜神楽のチケットとLEDライト付きという宿泊プランだったのですが、駐車場も坂道も明るいので、必要はありませんでした。持っていても使わなかっただろうなという感じです。さて、5分前に到着すると、神楽殿はすでに三分の二以上人で埋まっていました。受付のおばさま、「せっかく教えていただいたのにのんびりと来てしまいすみません」と、心の中で断りを入れつつ、後ろの方に座りました。50人以上いたでしょうか。揃いの浴衣を着ているグループも何組かあり、座布団も持参だったり。きっと宿が貸し出しをしているんでしょうね。

ともするうちに、白装束の男性が二人登場し、舞が始まりました。神職らしい衣装でしたから、まだ本番ではないようです。前座というと失礼かもしれませんが、夜神楽が始まる前の奉納の舞なのでしょうか。単調なリズムで繰り返される太鼓の音に合わせて、十数分ほど舞が続きました。神主さんのご挨拶の後、いよいよ夜神楽の始まりです。岩戸神楽ともいわれ、重要無形民俗文化財に指定されており、本来は11月から翌2月にかけて、各村々で33番の夜神楽を実施し、豊作への感謝と豊穣を祈願するものです。33番の中から4番の舞をこの神楽殿で毎晩観ることができます。手力雄が天岩戸を探し出し、天うずめが岩戸の前で舞い、手力雄が岩戸を取り除きくという場面そして、イザナギ・イザナミの二神が仲睦まじく舞う場面があります。二神の愛のやりとりがなかなかキワドイのですが、記紀の上ではなんとなく喧嘩別れっぽくなってしまっているイザナギとイザナミがラブラブな感じなのは良いな〜と思ったりしました()単調なリズムと踊りの繰り返しですが、小一時間、飽きることなく鑑賞させていただきました。お能だとすぐ眠くなるのですが…()席が後ろの方だったこともあり、あまり写真は撮っていないので、写真師のスマホ取りよりうずめの舞のワンカットを拝借しました。

夜神を鑑賞し、車で商店街あたりを回ってみたのですが、9時過ぎに入れそうなお店も見つからず、行った先は予言通りの『ジョイフル』。私は昼に続き麺類で、チャンポンを注文。二人合わせても千円というリーズナブルな晩御飯でした。ホテル一階のコンビニでビールとつまみを少々買って部屋に戻りました。結局缶ビールを一本飲んだだけ。それもほとんど私が飲みました。写真師は前日までの疲れが出たのか、少し飲んでバタンキュー。今日は居酒屋さんが開いていなくて良かったのかもしれませんね。其の10にしてやっと旅の1日目が終了。

 其の11もまだまだ続く高千穂神社巡り。なかなか南下できません〜。


2016-08-16 Tue 15:47:41 / Name : うずめ
薄暗さが雰囲気を醸し出している天岩戸温泉の看板
登録日:2016-08-16 Tue 15:44:29  |  コメントを書く (1)  |  問い合わせる  ページトップへ

うずめの『宮崎&ちょいと熊本』神社ツアー記
2016年8月13日 (土)

其の⑨『夕暮れ時は怪しそう〜♫』なパワースポット

 午後8時から、『高千穂神社』で夜神楽を見る予定なので、それを念頭において今後の動きを考えなくてはなりません。予約しているホテルが『高千穂峡』の近くだったので、ひとまずチェックイン。じゃらんネットで検索し、検討に検討を重ねた末に選んだのは『ホテル グレイトフル高千穂』。本当に、自分でも呆れるくらい真剣に宿選びをします。価格、サービス、場所。それぞれの宿の長短を頭に叩き込んで、何度クリックを繰り返すことか。乗り物を考える時も同じようにクリックを繰り返し、電卓を叩き、あ〜疲れた〜と思うのですが、そのシミュレーションを行っている時から、もう旅は始まっているのかもしれません。

フロントで朝食券と夜神楽のチケット、『高千穂神社』に行く時のためのLEDライトなどを受け取り部屋に。荷物を置き、お風呂セットを取り出すと休むことなく次の目的地に。今回は二泊とも温泉宿ではないので、町の温泉に入ることが一つのお楽しみだったのです。夕飯は夜神楽が終わってから、ホテル近所の居酒屋さんで一杯やりながら、地元の美味しいものなんかつまんで、いい気分で宿に帰って寝るという計画。ホテルの紹介の中に、徒歩圏内に居酒屋など外食できるところが多いので、素泊まりプランも楽しめますよという案内があったことも、この宿に決めた理由でした。ところがフロントでお店についてたずねると、なんとまぁ、近所のほとんどの居酒屋さんが日曜日でお休みらしいのです。この日曜日問題はうっかりしておりました。

気をとり直し、まだ日の光があるので、車で十数分のところにある『天岩戸神社』まで行ってみることにしました。夏の旅行のメリットは、夕方遅くまで見て回れるところですね。行けるところまで行こうではないかと、車を走らせると宿から二、三分のところにファミリーレストラン『ジョイフル』発見。「まぁ、晩御飯は最悪ここもあるしな」「でも、せっかくやで、居酒屋とか食堂がええな」。そんな会話を交わしながら、高千穂の町を走りました。夜神楽のモチーフが描かれた『高千穂トンネル』を抜けると、郊外の風景が広がります。山々の頂が雲に隠れた神話の世界をイメージさせる景色に、車を停めてシャッターを切りました。

ともするうちに『天岩戸神社』の看板と駐車場が現れました。午後5時を回り、他に参拝者はいないようです。『天岩戸神社』には、岩戸川を挟んで『東本宮』と『西本宮』の二つのお社があります。ちなみに到着したのは『東本宮』で、こちらは、天照大神が『西本宮』に祀られている天岩戸から出て、最初に鎮座された場所といわれています。伊勢においでになるまでに、いろんなところに引っ越しされたのでしょうね。駐車場に入ると、センサーで音楽が鳴り『手力雄』の像が動き出します。ウェルカムの合図なのでしょうか。なかなかサービス精神旺盛な神社です。人気の無い境内を歩いて参拝。本殿は向こう岸の『西本宮』境内にあるので、遥拝所のみの神社です。さほど広くないのでスルリと通り抜け、出口に案内看板が立っている『天安河』へと歩みを進めます。

ガイドブック等の写真で見ると、とても神秘的というか怪しげな雰囲気が漂うところの様です。写真師も紹介写真を見て、「これは大判やな!」と、大きなカメラを取り出して歩き出しました。途中に土産物店やカフェが二つ三つ。もちろんもう閉まっていました。そのカフェのソフトクリームのポスターを見て、値段に驚愕。地元産の美味しいはちみつを使ったソフトクリームらしいのですが、600円!食べてみたいような…でも、マンゴーソフトが400円やし…などと、もともと営業時間外で食べられないソフトクリームのことをアレコレ妄想しながら、『天安河』のある川原まで降りて行きました。

川原の薄暗い小道を下り、『太鼓橋』を渡るとやがて開けた場所に出ます。その先に洞窟があり、鳥居の奥にお社が祀られています。ここは天岩開きのために、八百万の神々が話し合いをされた場所とのこと。『仰墓ヶ窟』と呼ばれる洞窟には、人々が願いを込めて詰んだ石が並んでいるのでおり、ちょっと不気味とも思える雰囲気です。恐山などをイメージさせる光景です。日暮れ時に行ったので余計にそう感じたのかもしれませんが、『天安河』というよりは『賽の河原』を連想してしまいました。私的には石積みがないほうがいいなと思いました。

写真師は撮る気満々です。大判カメラでしかも被写体が暗いので、露光時間がとてつもなく長いのです。こうなったらもう待つしかありません。「わたし、ま〜つわ〜♫」とは歌わずに、自作のうずめの歌を思う存分歌いながら待っていました。もちろんワンカットでは済みませんので、かれこれ2030分、待たせていただきました。その撮影の間に、誰一人参拝に来ませんでした。もう6時も回って暗くなってきたし、さすがにここまで来ないのかなと思ったのですが、カメラを片付け始めたとたんに、カップルが現れました。そして帰り道に二組、三組とすれ違ったので、本当に不思議なエポック時間でした。結界でも張るパワーがあるのか写真師!と思ってしまいます()それにしてもすれ違ったのは若いカップルばかり。薄暗い道をドキドキしながら手でもつないでいくのでしょうかなどと想像しつつ…あ、こちらもカップルでしたね。若くはないけど()ちなみに、帰ってパンフレットを見ていたら『太鼓橋』付近は、顕著なパワースポットとありました。やっぱりパワースポットセンサーは備わっていないのか?うずめ!さて、1日目の神社巡りはこれにて終了です。しかし、高千穂の夜イベントはまだまだ続くのであります。

其の10で、旅の1日目やっと終了の予定です。


2016-08-13 Sat 17:36:33 / Name : うずめ
雲のかかる山々に囲まれた高千穂の町
2016-08-13 Sat 17:38:11 / Name : うずめ
天安河の前を流れる清流岩戸川
登録日:2016-08-13 Sat 17:34:32  |  コメントを書く (2)  |  問い合わせる  ページトップへ

うずめの『宮崎&ちょいと熊本』神社ツアー記
2016年8月12日 (金)

其の⑧幻と消えたボート遊び

 『高千穂神社』から車で数分、迷うことなく『高千穂峡』の駐車場にイン。時刻は午後3時半。貸しボートの受付時間が4時半なので、余裕で間に合います。今回『高千穂峡』を訪れるにあたっての一番の楽しみは、実は清流『五ヶ瀬川』でこの貸しボートに乗ること。価格も一隻2,000円。3名まで乗れるので、お一人様あたり1,000円。30分間の優雅なボートデートが、たった1,000円ということで、プランニングの段階からのビッグイベントの一つ。二人でボートなんて乗ったことあったっけなぁ?子どもと三人でアヒルのガーガーボートを漕いだ記憶はあるけど…なんて、ルンルン乙女気分で車を降りました。

ところが無情にも飛び込んできたのが「本日は増水のため、貸しボートは中止です」という立て看板。「なんじゃこりゃ〜!」です。天気は上場、橋から川を眺めてみると、ゆったりと流れているように見える『五ヶ瀬川』。「なんで乗れやんの〜!これやったら乗れるやん〜!」と心の中で叫んだのですが、素人目にはわからないけど、危ないんでしょうね。これくらいの波泳げるじゃん!と荒れた海に飛び込んで迷惑をかける困った人状態になりそうな自分を制し、川からではなく、丘から景勝『高千穂峡』を楽しむことにしました。

『フルムーンカップルの青い春気分カムバック作戦』は失敗と終わったので、川に沿って散策ルートを歩きます。『高千穂峡』は、大昔の阿蘇の火山活動で噴火した火砕流の侵食でできた柱状節理の渓谷で、国の名勝・天然記念物に指定されているそうです。『柱状節理』というのは、岩肌の形状で、三重県だと熊野市と尾鷲市の境の海岸にある『盾ヶ崎』が有名です。興味がある方は、お調べください。途中『玉垂の滝』など眺めながら、『真名井の滝』を望むポイントに到着。川に向かって滝が勢いよく流れています。ああ、本当ならこの滝を間近で見上げられたんやんな〜などと、まだ未練がましく思いながら、二人で競うように滝の撮影。滝を撮る写真師のスマホ画面に滝が写っているものをコメント欄フォトギャラリーでアップしますので、クリックして観てみてくださいね。

本編に掲載の写真は、もう少し先の橋の上から撮影したものです。
『真名井の滝』鑑賞いたしました。きれいでした。ああ、でもエネルギー的なものとか、多分わからないんでしょうね。まぁ、ここもスタンプを押してもらったということで。我ながら、何もわからずに、よくまぁいろんなところに行っているものだと思ったりもするのですが()

橋の上から滝を観て折り返した時に気づいた小さな祠。やっぱりこっちの方にそそられるので、そちらにご挨拶。写真も撮らなかったので、どんな神様だったか忘れてしまいました。祠の前の売店にはためくソフトクリームの旗が目に止まり、しばしクールダウン休憩をして、駐車場へと折り返しました。帰りのルート上に、『高千穂三段橋』が見えるポイントがあります。駐車場から歩く時に渡った古い石橋の『神橋』その上に架かる『高千穂大橋』そして、道の駅のそばにあった300mの長さの『神都高千穂大橋』。この三つのアーチ橋が一度に見渡せるなかなか面白いスポットでした。ボートは乗れなかったものの、美しい風景を堪能した『高千穂峡』。時刻は4時半。そろそろ宿チェックインするといたしましょう。しかし一日目の旅はまだまだ続くのであります。

其の⑨では、ちょっと不思議な雰囲気が漂うスポットをご紹介します。

2016-08-12 Fri 14:23:27 / Name : うずめ
スマホ写真師と真名井の滝
2016-08-12 Fri 14:24:55 / Name : うずめ
橋。橋。橋。
登録日:2016-08-12 Fri 14:21:15  |  コメントを書く (2)  |  問い合わせる  ページトップへ

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