
其の3 志賀島に向けていざスタート!のはずが…
港に向かう道中に天理のパーキングエリアで大きなメロンパンを食べたので、二人ともあまり空腹感を感じていなかった。展望レストランのメニューはバイキングのみ。夜なので海が見えないということもあり晩御飯は売店で購入したカップ飯になった。初めてカップのお茶漬けというものを食べたが、普通に永谷園の梅茶漬けの味だった。それからほどなくして船に揺られながら、一日目の旅の眠りについたのだった。
珍しくなかなか眠れなかったものの深夜には夢の中。早朝目覚めた窓の外にはキラキラ光る朝の海が広がっていた。8時半の到着までまだ余裕があったので朝風呂へ。大海原を眺めながらの入浴はなかなか気持ちの良いものだ。
定刻通りに新門司港に到着。このまま今日の最初の目的地である志賀島に向かえば一時間半後には到着の予定。朝から時間を有効に使う完璧なスケジュールである。しかし最初に向かった先は郵便局。旅の出発前に出しそびれた郵便物を出す。9時の開局を待ち郵送手続き完了。これくらいのタイムテーブルの遅れは想定内である。まだまだ時間に余裕はある。朝を食べていないので、なんなら軽くモーニングを食べに寄っても大丈夫。
ここで目指す志賀島についての説明をしておこう。志賀島という名前は知らなくても『魏志倭人伝』に登場する『漢委奴国王』という金印のことは知っているのではないだろうか。その金印が見つかったのが志賀島である。私は島の名前まで覚えていなかったが、志賀島に行くという話をすると「金印の出たところね」と言う人が何人かいた。これは記憶力の違いによるものだろう(汗)もちろん金印出土の場所もターゲットには入っているが、今回の志賀島での一番の目的は『海神社』しかしどうやらこの旅ではご縁が無かったようだ。