今を生きる魂への物語
玻璃真人新記 真言の…
玻璃(水晶)の心を持ち続けるあなたへ
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なぜ生まれてきて、今生きているのか。

時に小さな声で、時に大きな声で問いかける何かに動かされ、少しずつ答えのピースを探していく。
そのピースも出来上がるジグソーパズルの絵も、ひとりひとり違うけれど、どこか重なるピースがあるかもしれません。

この小説は私の見つけたピースを散りばめたものです。
読んでいただいた方の答えのピースになるものがひとつでもあれば幸いです。

玻璃真人作家 新美 宇受女   (にいみ うずめ)

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うずめの『宮崎&ちょいと熊本』神社ツアー記
2016年8月24日(水)

其の15 合言葉は『ミロクフジサンサン』

 二日目のお泊まりは宮崎市の中心地『宮崎タウン』です。宿泊先から車で十数分のところに、日向灘に面した『シーガイア』というリゾート施設があります。プランニングの時には、その中の温泉施設もいいなと思ったのですが、日帰り入浴2,000円×24,000円はキツイので、市の中心部を流れる大淀川沿いのホテルの日帰り温泉『たまゆらの湯』にしようと、決めておりました。写真で見るとリッチな和風造り。そして名前もなんかいい感じ。入湯料1,000円ならお財布も許してくれるでしょう。ホテルにチェックインして、温泉に行ってからの町飲み。ツアーコンダクターの私は、そんな宮崎の夜を夢見ておりました。

 ところがツアー客から思わぬ横槍が入ったのです。うっかりしておりました。写真師は、スーパー銭湯よりは、町の銭湯。ゴージャスなスパよりは湯治場的なところが好きなのでした。私のプランを聞いて、「もっと他にないん?途中に銭湯とかさ」と言い出したのです。そこで、るるぶの付録の日帰り温泉カタログにあった『高岡温泉 やすらぎの郷』を提案。しかしまだテンションが上がらないらしく、近くの銭湯をグーグる写真師。ちょっと足を延ばせば立ち寄れそうな銭湯を発見。後で写真で見てみると、銭湯ではなくて『山田温泉』という名前でした。がぜんテンションが上がった写真師は、グーグルマップを頼りに走り始めました。どんどん町を離れて田舎道に入っていきます。そしてグーグルマップがここですよと示したのは、田畑だけが広がるような里にポツンとある小さな民家のような建物。銭湯をイメージできる建物ではなく、古い家屋といった感じ。「えっ!ここ?」と思ってしまったほどの寂れた雰囲気。車を降りて見てみると、どうやらもう営業はしていないようでした。営業していたら入ってみたかったような…いえ、私はゴージャス派なので、どちらかというと営業していなくて良かったと思ったのでした。

 きっとその銭湯にとても入りたかったに違いない写真師も、もう私の提案に乗るしかなくなりました。結局、そこからそう遠くない『高岡温泉 やすらぎの郷』に行くことに決定。ホテルにはチェックインが遅れる旨を伝え、ゆったりと温泉タイムを楽しむことに。自然豊かな郊外にある温泉で、施設内には、演芸ルームや大型の売店などがありました。午後6時を過ぎていたので、入湯料は410円。一日目の『天岩戸温泉』にはかないませんが、こちらもリーズナブルな価格です。緑に囲まれた露天風呂に入ると、地元のおばさまたちの会話が聴こえてきました。お話の内容によると、一人の真っ黒に日焼けした女性は海女さんのようでした。鳥羽・志摩の海女さんは有名ですが、日向灘に潜る海女さんもみえるんだなぁなどと思いながら、宮崎弁?の飛び交う湯舟に浸っておりました。

 さっぱりと汗を流し、一路ホテルへ。宿泊は『スーパーホテル宮崎』。全国展開しているホテルチェーンで、三重県下にもあります。リーズナブルが売りで、部屋はキーなしの暗証番号、チェックアウトは機械でセルフということだったので、無機質なホテルのイメージがありました。フロントに人はいるのか?スタッフの愛想は悪くないのか?などなど心配していましたが、接客や対応は丁寧で、みなさん愛想の良い方々でした。部屋は狭いですが、寝るだけなら全然問題はありません。鍵が暗証番号式なので、ナンバーの紙を持ち歩く、もしくは暗記しなければなりませんが、スマホという便利な機器があります。写メを撮っておけば大丈夫。数字を覚えるのは、大の苦手なのですが、この暗証番号は一度で覚えました。『362233』。36は弥勒、22は富士、33は燦燦。『ミロクフジサンサン』。好きなものに当てはめたら、覚えられるものですね()

 そしていよいよ宮崎タウンへゴー。一日目の夜がファミレスという残念さを挽回すべく、夜の街へ繰り出しました。ホテルは宮崎タウンの繁華街に建っているので、お店は選び放題。ファミレスしか選択肢がなかった昨夜とは大違いです。とはいうものの宮崎に来たら絶対にこれを食べたい!というほど食に対する熱意がないので、店選びにはさほど時間をかけず、いろいろなメニューが選べて、入りやすそうな居酒屋さんへ。肉類をあまり食べないので、宮崎地鶏、宮崎牛というグルメにさほど食指が動かず、海のものも出してくれそうなところを選びました。久しぶりに外で夫婦二人飲み。最近写真師が気に入っているハイボールを飲みながら、たわいもない話をしておりました。会話の内容をまったく覚えていないので、きっとたわいもない話だったのでしょう。お料理で記憶に残っているのは、地鶏の炭火焼。これは美味しかったですね。コリッコリッとした歯応えで、また食べたいと思う味でした。ほどよい酔い加減でホテルに帰り、バタンキュー。こうしてツアー二日目の夜も静かに更けていきました。

 其の16では、南国パラダイス『青島神社』が登場します。


2016-08-24 Wed 11:52:27 / Name : うずめ
本文の写真が高岡温泉。こちらが山田温泉。どちらも写真師スマホフォトよりお借りしました。
2016-08-24 Wed 11:53:31 / Name : うずめ
ハイボールでご機嫌@宮崎タウン
登録日:2016-08-24 Wed 11:50:37  |  コメントを書く (2)  |  問い合わせる  ページトップへ


 
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