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うずめの『宮崎&ちょいと熊本』神社ツアー記
2016年8月11日(木)

其の⑦神楽殿で七五三縄のお勉強

 いろんな神社を巡ったので、覚えている光景がどの神社のものだったかこんがらがっていたりします。記憶から抜け落ちた部分を思い出せるように、写真は撮っているものの抜け落ちている場面も多々あります。今回は写真師も撮影してくれているので、その写真を見ながら「あ〜そうやった。あそこにあんなものもあったな」などと途切れた記憶がつながることもあり、助かっています。

私の記憶力の問題もありますが、神社の作りや周辺の感じって似ているんですよね。一番目に参拝した『弊立神宮』も国道沿いにポン!という感じで現れましたが、『高千穂神社』も道の駅から信号を一つ越えた道路沿いにポン!と現れました。どちらも神社が鎮座しているところは、ちょっとした山というか杜ではあるのですが、街中の駐車場から一、二分、階段や坂道を登れば御神殿です。よくよく考えてみれば、伊勢の内宮外宮をはじめ、街中に神社があるのはごくごく普通の光景。伊勢神宮の御正殿などは、階段さえ登りません()なのになぜか、九州の神社、特に『弊立神宮』と『高千穂神社』は山の奥深くに鎮座しているイメージがあったのです。また出たぞ。思い込みシリーズ!といったところですね。『高千穂神社』は、『高千穂神楽』が行われることで知られています。神楽については、夜の部でご紹介しますね。

神社に行くと、正殿よりもその周辺の方が気になってしまうので、周囲をぐるり。神社を取り囲む散策路を歩いて正殿横に建つ神楽殿へ。中をのぞき込んでいると受付のおばさまが、入ってもいいですよと言ってくださったので、見学させていただくことにしました。正面の舞台には、天岩戸をイメージしたセットが組まれています。特徴的なのはしめ縄と一緒に吊るされている切り紙。鳥居、動物、文字などのモチーフが美しく切り取られた白い紙が連なっています。中国など大陸的な感じを受けました。おばさまが、しめ縄についての説明をしてくださいました。「しめ縄は、ふさが左から3本、5本、7本ぶらさがっているので、『七五三縄』と書くんですよ。子どものお祝いも七、五、三ですよね。ほら、ネットで『しめなわ』って入れたら『七五三縄』と出てきますよ」とのこと。スマホで調べるのを待っている様だったので、写真師が調べて「そうですね。出てきますね」と言ったら、とても満足気にうなずいていらっしゃしました。神楽殿を出るまでに三回ほどその話を繰り返してみえたので、さすがの私も覚えました()もう一つ面白いなと思ったのは、しめ縄に付けるシデと呼ばれる紙が、普通は白なのですがここは赤緑白とカラフルでした。

神楽殿の前の小さな空き地に立つ杉の木に、水神さまが祀られていました。そこだけエアポケット状態。参拝者もあまり立ち寄る気配はありません。古い石に小さな丸石が置かれ、ワンカップのような容器でお供えされた水、そして無造作に散らばる小銭。こういうスポットにテンションが上がるので、写真をパシャパシャ。御正殿の写真はかろうじて一枚押さえただけなのに。写真師も同じような反応で、テンション上がって撮っていました。お参り用に持ってきていたお水をかけたので、目玉おやじみたいになってしまいました。ちなみに隣に並ぶ石は、男性エネルギーを象徴しているようです。神社によくあるパターンの一つですね()

『高千穂神社』には、夜もう一度訪れることになるので、次の目的地の『高千穂峡』に向かいます。1㎞くらいなので、町の散策を楽しみながら歩いて行くという選択もありましたが、時短のために借りたニコニコレンタカーがあるので、迷うことなく車で行きました。さあ、数霊の先生オススメの『真名井の滝』がある『高千穂峡』。いったいどんなところなのでしょうか。
其の⑧では、夏にぴったりの水辺のスポットをご紹介します。


2016-08-11 Thu 19:48:30 / Name : うずめ
きれいに祀られているのですが、なぜか器がワンカップ。
2016-08-11 Thu 19:50:19 / Name : うずめ
目玉おやじになってしまった玉石(汗)
登録日:2016-08-11 Thu 20:07:05  |  コメントを書く (2)  |  問い合わせる  ページトップへ

 
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