おまけ…もしくはあとがき
20回連載で切り良く完を迎えたうずめの『お一人さま』サイパン旅行記。が、何か忘れているような気が…。そう言えばどうしてサイパンに行くことになったのか。其の①に記したように「スイッチを入れる」ために南南東のサイパンを目指したのであった。となるとやはりその「スイッチ」に触れずに終わるわけにはいくまい。
そもそも手相家まるちゃんのところに「どーしたら玻璃真人の本が世に広がりますかね~?」という相談に行ったのが始まり。そこから南南東にあるというスイッチを押しに旅立ったのだ。さて、旅を振り返ってみて人生を激変させるような特別な出会いは何もなかった。大手出版社の編集者に出会うわけでも、ありあまる資産をあなたの執筆活動のために役立ててくださいなんていうリッチマンにも出会うわけでもなかった(笑)
現地でスイッチを見つけることはできなかったが、スイッチを持ち帰ることはできたのかもしれないと思う。20日間欠かさずHPにサイパン旅行記を連載することができた。書きながら自分はやはり書いて人に何かを伝えるということが好きなのだと再確認できた。そしてサイパンから帰ってから何人かの方に玻璃真人の本を手渡す機会があり、嬉しいコメントもいただいている。その温かい言葉に勇気をいただき、これからも自分の世界を書くことを続けて行こうかと思う。そうつまりスイッチは私自身にあったのだ。私自身が自分を信じ前に進んでいく…そのためのスイッチだったのだ。すべては私の中にあった。ただそれに気づくことができたのは、一人でサイパンに行くことができた。旅を楽しむことができた。人に自分の感じたことを伝えることができた…今回の旅を通してそんな風に自分を肯定できるようになったからだ。我ながらなんとも回りくどいことなのだが(笑)
最後に、前半に登場の大人買いした『ボジョーボー』人形。どんなもの?と気になった方もみえるかもしれないので写真をアップします。もちろん自分用にも購入して、先日の満月の日に願い事をしました。手足の結び方によって二つの願い事ができます。愛、力、富の三つから選ぶのですが、うずめが何を選んだかは秘密…持っている人には分かってしまうのですが(笑)
ではこれにてあとがきを終了させていただきます。ありがとうございました。