寒い夜、たくさんの人たちがデモに参加し、たくさんの人が署名したにも係わらず一つの法案が可決してしまいました。日本の国民が大きく落胆した夜でもありました。けれど、新しい政治、新しい世界を作っていこうと立ち上がった若いリーダーたちは決して諦めず「政治というものにみんなが意識を向けるきっかけになった」と、前向きな声明を出していました。
デモに参加した友人が「表現で世界が変えられるか」という問いをフェイスブックで投げかけていました。私は変えられると信じています。だから小説を書き、詩を書き、ブログをアップします。世界を変えるのはもちろん行動も欠かせませんが、一人ひとりが想い、祈り、ヴィジョンのベクトルをどこに向けるかということだと思っています。
どんな状況下にあろうとも虹を探す気持ちを忘れたくないという想いで作った詩に丸山祐一郎さんが曲を付けてくださいました。以前ハリマビトのウタに載せた詩です。
虹を探しに行こうよ 美しい虹を
虹を探しに行こうよ この雨が上がったら
西の空にほら 美しい虹が架かる
君の心にもほら 美しい虹がかかるよ
虹を探しに行こうよ 七色の虹を
虹を探しに行こうよ この夜が明けたら
青い空にほら 七色の虹が架かる
君の瞳にもほら 七色の虹が映るよ
虹を架けに行こうよ 大きな虹を
虹を架けに行こうよ その涙乾いたら
広い空にほら 大きな虹が架かる
みんなの心にほら 大きな虹が架かるよ
虹を探しに行こうよ 美しい虹を
虹を探しに行こうよ 君と手をつないで
虹を探しに…でも本当は探しに行かなくてもいつもあるのかもしれません。今ここに。虹とは希望と愛の象徴なのかもしれません。それは気付けばいつもここにあるもの…。
写真はもう三年も前のモノですが、かろうじて虹のストックありました(笑)