2012年6月4日(月)
2012-06-10 Sun 19:52:19 / Name : ひろゆき もしくは 中川京人
宇受女様
おひさしぶりでございました。
さて、玻璃真人新記 真言の… 第二部、(途中ですが)お疲れ様でした。
一回目は、『第三章 瑞穂の国-3』まで、投稿されるごとに読ませていただいてました。
それから一時中断していまして、最近二回目を第一章から第五章の終わりまで二日間で読了。
第二部は、第一部と違って、シュラ教団という悪党との対峙という構図ではなく、スコープが個人の心内にを絞り込まれています。
多かれ少なかれ誰の心にも巣食っている闇の部分と、光を放つ部分という相対する二項が、作中人物の会話が発端となって描かれていて、むしろこの第二部の方に惹かれました。
また視点はほとんどが真言に固定されているので読みやすかったです。
第二部では、舞香ちゃん、剣崎、米原さんなどのキャラクターが、さらに磨かれて光ってきました。
すかしたような剣崎の「いや、ボクは美しいものしか撮らないから大丈夫」なんていう台詞を読むと、「ああ、こいつはなくてはならないキャラになったな」と思います。
キャラの地金が出てくると、おなじ会話でも迫力が増してきます。続きが本当に楽しみです。
それと、サスペンドのままになっている、クスノキと真言くんの記憶(過去生)の関係、どう展開されていくんでしょうかw。これも気になります。
長篇はたいへんでしょうけど、待ってます。
作者の苦労も知らずに(笑)
失礼しました。
2012-06-11 Mon 12:01:37 / Name :
うずめ
ひろゆきさまもしくは中川京人さま
感想をいただきありがとうございます。
先日友人ともメールでやりとりをしておりましたが、第二部は別の物語だね~との言葉をいただきました。
作者自身が二部を書き進めながら、おいおいこれはまったく学園物語になってない?
なぞ自分につっこみをいれる始末です(笑)
で、その友人にも語ったのですが、自分の満たされなかった高校生時代を今こうして描くことで追体験しているような気がします。
最初の構成では、こんなにだらだら~っと一学期が続く予定ではなかったのですが…。
書いていく上での苦労って全然無いんですよ~。締め切りでもあったらまた違うのでしょうけどね。
ちょっと書いて筆が止まっていて、何かの拍子に、犬の散歩の途中だったり、草抜きにはまっている時だったりと何気ない時に、
あ、こんな風につながっていくのか~などと浮かんできたら、じゃそろそろ書くか~って感じでノンキなもんです。
剣崎のキャラの変わりぶりには無理があるか?と思ったこともありますが、人間って案外多面的でどの部分がクローズアップされるかによって、
人物のキャラも結構変るんじゃないかなと思ったりもしています。
夏休みの頃には夏休みのくだりがアップできればいいな~なんてslow writeのうずめですが、待っていていただけると思うと嬉しいです。
ありがとうございました。