神宮の内宮にお参りしたので、おはらい町通りをテクテク歩きました。
時間もあまりなかったので、いろいろお店を見て遊ぶことはしませんでしたが、写真家 森 武史さんの写真展「日本人のこころ 神宮の森」を見せていただきました。五十鈴蔵で平成26年まで無料で常設展示中です。
www.akafuku.co.jp/
薄暗いギャラリーに神宮の森の光が美しく息づいています。私たちが通常目にすることができる伊勢神宮ではない、もう一つの神宮がそこにあるような気がしました。山深く入らなければ、谷に下りなければ本来見ることが出来ない風景に、別の場所に居ながらにして出会うことができる。それは写真の力だと思いました。
と、同時に、文章とは何だろうとも考えました。形の無いものを形にして何かを伝える。目に見えないものを伝えるために言葉は生まれたのでしょうか?それは、想いだったり、考えだったり、感情だったり…。遥かな昔から先人たちにより作り上げ伝えられてきた言葉。その道具は、他の道具と同じく使い方によって世界を幸せにも不幸せにもする。この道具を正しく使いこなせるようになった時、私たちは次の道具を手にすることができるのかもしれませんね。
写真は神宮で見つけた木。がらんどうなんだけど、なぜか美しく思えました。
もうひとつのお伊勢さんはコチラ
http://uzume.mie1.net