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うずめの『宮崎&ちょいと熊本』神社ツアー記
2016年8月16日 (火)

其の10 夜神楽のリズムで夜も更けて。

 黄泉の世界を彷彿させる黄昏の『天安河』の写真を撮り終えて、神社の駐車場まで戻り、鳥居の横に建つ女神像と並んで記念撮影。うずめさんの像にしては、おすまし顏の美人さんだと思ったら天照大神でした。時刻は6時半。『高千穂神社』の夜神楽は7時から受付開始です。「神楽殿は7時から開いていますから、早く来たら前の方に座って見られますよ」と、昼間の受付のおばさまから聞いていたのですが、8時までに入ればいいだろうということで、温泉で心も体もさっぱりと禊をして、『高千穂神社』に向かうことにしました。

この日の温泉は『天の岩戸温泉』。駐車場から5分くらいで行けそうです。観光パンフレットによると、入湯料は350円。銭湯並、いえ銭湯より安い感じさえします。どんなところ?というドキドキ感もありましたが、こじんまりとはしていますが、建物も設備も新しく、ゆったりと温泉タイムを楽しむことができました。他のお客さんたちは、マイお風呂セットを持参だったので、常連の地元の方々なのでしょうね。露天風呂もないシンプルな作りでしたが、なぜか建物が六角形のいい感じの温泉でした。さて、心も?体も清めて、いよいよ夜のメインイベントの夜神楽へと参りましょう。

十分くらい前に『高千穂神社』の駐車場の着き、昼間に受付のおばさまが教えてくれたセンサーライト付きの新築トイレに立ち寄り、神楽殿を目指します。宿でもらったLEDライトは部屋に忘れてきてしまいました。夜神楽のチケットとLEDライト付きという宿泊プランだったのですが、駐車場も坂道も明るいので、必要はありませんでした。持っていても使わなかっただろうなという感じです。さて、5分前に到着すると、神楽殿はすでに三分の二以上人で埋まっていました。受付のおばさま、「せっかく教えていただいたのにのんびりと来てしまいすみません」と、心の中で断りを入れつつ、後ろの方に座りました。50人以上いたでしょうか。揃いの浴衣を着ているグループも何組かあり、座布団も持参だったり。きっと宿が貸し出しをしているんでしょうね。

ともするうちに、白装束の男性が二人登場し、舞が始まりました。神職らしい衣装でしたから、まだ本番ではないようです。前座というと失礼かもしれませんが、夜神楽が始まる前の奉納の舞なのでしょうか。単調なリズムで繰り返される太鼓の音に合わせて、十数分ほど舞が続きました。神主さんのご挨拶の後、いよいよ夜神楽の始まりです。岩戸神楽ともいわれ、重要無形民俗文化財に指定されており、本来は11月から翌2月にかけて、各村々で33番の夜神楽を実施し、豊作への感謝と豊穣を祈願するものです。33番の中から4番の舞をこの神楽殿で毎晩観ることができます。手力雄が天岩戸を探し出し、天うずめが岩戸の前で舞い、手力雄が岩戸を取り除きくという場面そして、イザナギ・イザナミの二神が仲睦まじく舞う場面があります。二神の愛のやりとりがなかなかキワドイのですが、記紀の上ではなんとなく喧嘩別れっぽくなってしまっているイザナギとイザナミがラブラブな感じなのは良いな〜と思ったりしました()単調なリズムと踊りの繰り返しですが、小一時間、飽きることなく鑑賞させていただきました。お能だとすぐ眠くなるのですが…()席が後ろの方だったこともあり、あまり写真は撮っていないので、写真師のスマホ取りよりうずめの舞のワンカットを拝借しました。

夜神を鑑賞し、車で商店街あたりを回ってみたのですが、9時過ぎに入れそうなお店も見つからず、行った先は予言通りの『ジョイフル』。私は昼に続き麺類で、チャンポンを注文。二人合わせても千円というリーズナブルな晩御飯でした。ホテル一階のコンビニでビールとつまみを少々買って部屋に戻りました。結局缶ビールを一本飲んだだけ。それもほとんど私が飲みました。写真師は前日までの疲れが出たのか、少し飲んでバタンキュー。今日は居酒屋さんが開いていなくて良かったのかもしれませんね。其の10にしてやっと旅の1日目が終了。

 其の11もまだまだ続く高千穂神社巡り。なかなか南下できません〜。


2016-08-16 Tue 15:47:41 / Name : うずめ
薄暗さが雰囲気を醸し出している天岩戸温泉の看板
(※)この場所に新しいコメントが入ります。
 
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