
「マトリックス」という映画を観たことがあります。自分たちが今生きている現実だと思い込んでいる世界が、実は自分のだったか、コンピュータによるものだったかずいぶん前に観たのでうろ覚えなのですが、仮想現実、夢のようなものだということに気づいてしまう主人公の話でした。
とても深いテーマを語っていると思うのですが、映像がハードだったのが個人的には残念でした。
もしこの世界が自分の見ている夢だとしたら?夢でなくても私たちの思ったことや願ったことがこの世界に反映されているとしたら?そんな考え方もあると教えてくれるのが、グレッグ・ブレイデン著の『宇宙のマニュアル』(ソフトバンククリエイティブ株式会社)とスティーブ・ロウザー&ザ・グループの『リ・メンバー』(ナチュラルスピリット)の二冊の本です。私は何度も読み返しています。
想いと感情がつながった時、この世界に物事が具現化するという考え。これを受け入れるためには、今の自分の状況は自分が生み出したものであり、これからの自分の未来は今の自分が創り出していくのだということを認める強さが必要なのだと思います。
私自身がそのことをすぐ忘れてしまい、ふと思い出して書いたのが5月8日にアップしたハリマビトノウタ『宇宙の約束』でした。その続編のような『未来へのオモイ』を今日アップしました。
写真は美里町の里山風景です。