
前回のブログで登場した「奇跡のリンゴ」の本。青森のリンゴ農家・木村秋則さんのことが書かれた本で、三年ほど前、本屋さんに山積みになっていました。ベストセラー本だったので、ご存知の方も多いと思います。
その頃、気になって何度か手に取りながらも、買わずじまいでした。そして今回、cafe cocoroさんでバッタリと出会ったという…。「ニーチェの言葉」の本とパターンが似ています。『読めってゆーとるやろが~!』って、内なる声やら憑神さんやらが、しつこく言っているのでしょうか(笑)
農薬も肥料も使わないで、リンゴを栽培することに挑戦した日々を記録したものですが、一冊の中にとても深い叡智と気付きがたくさん盛り込まれています。機会があれば、是非ご一読いただきたい本です。cocoroさんに早くお返しして、次の誰かに読んでもらわないとね!
著者がそのリンゴを食べた感想の中で、こんな言葉を述べていました。『あるいはこの世に生きる喜びの、エッセンスとでも言うべき何かが、そのリンゴには充満していた…』ああ、食べてみたい…。実はcocoroさんのスープをいただく時に、似たようなことを感じています。ベーグルサンドを食べ、緑のスープを口にすると、あ~細胞が喜んでいる~って。素材とか調理とかを超えたエッセンスが何かあるのでしょうね。言葉には上手く置き換えられませんが。
あってくれて良かったと、心から思うお店です。
写真は、裏庭の「Hibicore 菜園」。先月近所のおばあさんにかぼちゃの苗をいただいたので、植えたことから家庭菜園スタート。雑草のようにグングン伸びているのは菊芋。自然農法ならぬ放置農法です。