昨日は小学校の卒業式に来賓として参加させていただきました。
里山の規模の小さな学校なので、全学年の顔が分かるような関係です。一年生から六年生まで縦のつながりが強く、在校生が涙を流す姿に、思わずほろりとしてしまいそうでした。
大きな災害の直後だけに、無事に晴れの卒業の時を迎えられた喜びとありがたさがより深く感じられる式でした。
最近では「蛍の光や仰げば尊し」は歌われないようで、今、流行している歌を何曲か子どもたちが歌っていました。卒業生が歌った、いきものがかりの「エール(YELL)」という歌がとても素晴らしい歌詞でした。メロディーは難しくて、音痴の私には一生歌えそうにはありませんが…。
卒業生たちは旅立ちの時を向かえ、それぞれの夢を抱えて新しい世界に羽ばたいていきます。
彼らが作っていく未来…。でも、生きている限りはウン年前やウン十年前の卒業生の私たちも未来を作っていかなくてはならないんですよね。
それぞれの未来を。
もしかして、毎年が、いえ、毎日が小さな小さな卒業式なのかも…。