
二月の末に家族や友人が交通事故に遭いました。大きな事故にもかかわらず、幸いにも誰一人命を落とすことがありませんでした。
その時、「もしかしたら、こんな風にもう話したりできなかったかもね」とみんなで語り合ったものです。
そして今回の地震では、たくさんの人がもう会うことが、話すことができなくなってしまいました。
「行ってきます」の言葉に、「さようなら」の言葉に、誰もそんなことを考えはしなかったでしょう。
そのことを想いながら、今日、ウタを書きました。
こんな時にこんなウタを?という声もあるかもしれません。でも、私たちは亡くなった方々のご冥福を祈るとともに、その方々から何かを受け取っていかなければならないのだと思うのです。残された私たちは、学びながら生きていかなければならない。私は自分の今日の学びを「今が最後だと思ったら…」というハリマビトノウタにしました。